Think Trade, Think Life.

トレードに真剣に向き合い、スキルとして確立するためにはどうしたらいいのか?を読者の皆さんと一緒に考えていくブログです。 ぼくのトレードひとり反省会もやってます。

優れた投資家は優れたビジネスマンであり、優れたビジネスマンは優れた投資家である。

カテゴリ: お金の教養


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両親、親戚、教師、知人、マスメディア。。。

あなたは、お金や富に関して誰から学んで育っただろうか?

ほとんどの人は、冒頭にあげた人たちからだろう。



世の中には、特別なコネや情報がないとお金持ちにはなれないと思っている人が大勢いるが、実際にはそんなことはない。

誰に対してもオープンになっている公開情報のなかにも有益で重要な情報はたくさん存在している。

そういった公開情報をチャンスに結びつけることができないのは、
先入観や固定概念が邪魔して、「自分フィルター」をかけてしまうからである。




お金や富に関して教えてくれた人の多くは、それらとは無縁の人だ。

だから、そういった人たちから聞いた話のほとんどは意味がないどころか、
マイナスにすらなってしまう。

「食べていければいい」という価値観がベースであればいいのかもしれないが、
やっかいなことに、旧来のやり方ではそれすらも持続不可能な時代に突入していく。




公開情報を手にしたとき、片や重要な情報として処理し、片や自分には意味がない情報として切り捨てる。

世界は激しい格差社会といわれて久しいが、一体これほどの格差が世の中に存在するだろうか。



お金持ちはつねに「なぜ?」を抱くが、お金に縁のない人は感情を抱く。

誰かが大きく儲けたという話を耳にしたとき、妬みの感情とともに
「なにか悪いことしているに違いない」と自分が行動しない言い訳にしてしまう。




自分がどちらの側なのか簡単に診断する方法は、ニュースサイトのコメント欄を見ればOK。

激しく批判や文句を書き込んでいる人のほとんどは、重要な情報を、
重要な情報として認識できない人たちである。

どんなにくだらない記事のなかにも必ず有用な情報は存在する。



彼らと近い思考回路を持っていたら、思考のパラダイムを見直す時期なのかもしれない。 

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この画像に資本主義の本質がすべて表されている。

人類史上もっとも洗練された奴隷制度において、



借金は、債務者が債権者に負う債務のことだ。

借金は、債権者が金額換算できる資産を債務者に貸すことに同意した時点で成立する。

借金は、返済額に利子をくわえた金額で承認される。




基本的には、ぼくたちは誰しも借金が危険なことだと知っている。

しかしながら、同時に日常生活においてそれを必要なものだと考えているひとも多くいる。



借金をして家を買い、車を買い、学校へ通い、家電や娯楽品、旅行を買う。

いまの日本には、借金をして衣服や食料品、家具などの基本的なものを買うひとも増えている。




借金が危ないということを理解するために経済学の学位は必要ないし、

収入よりも支出が多ければ、ゆくゆくは破産するということを知るために公認会計士になる必要もない。






借金ははたして「必要」なものか? 答えはNOだ。


世の中には”よい借金”と”わるい借金”があるが、
どんな場合でも借金は危険であることに変わりはない。




どうやらこれを理解していないのが、国(政府)だ。

いや、理解していたとしても、けっして事実とは認めないだろう。


その理由はとても簡単で、

政治家たちは、「約束をする」ことで地位と権力、富を得ているからである。




賃金を上げます!

社会保障を充実させます!

助成金を出します!

戦争します!

と約束し、選出されれば、それらの公約を果たす場合もときにはある。

そして公約の実現には、多額の費用が必要だ。



ぼくたちの政府は借金に借金を重ね、
その債務残高は1200兆円を超え、日本を世界一の債務国にしてしまった。

日本の国債はすでに格下げされており、
財政の支出規模を縮小させなければ、また同じようなことが起こるだろう。



だが、支出を減らすには、たくさんの政府関係者を解雇しなければならない。

当然だが、彼らは誰ひとりとして失職を望んでいない。


つまり、彼らがこれまでの流儀を変えることに同意する可能性は極めて低いのだ。


そうする代わりに、大部分はさらなる借金やインフレによって借金を返していくことになる。






この構造的な問題、状況はぼくやあなた、すべてのひとに影響をおよぼす。


一番影響を受けるのは、超富裕層や富裕層などの上流階級のグループだ。

より多くの税金を支払い、保有資産の価値の引き下げを受けるという形で債務を返済する。


準富裕層やアッパーマス層も同様に借金を返済する。

労働者階級や貧しい人たちも同様だ。

貧しいというのは、部分的もしくは全面的に政府の援助で生活しているひとたちのことだ。

この層はほとんど税金を払う必要はないが、援助が削減され、買うものすべての負担がふえることになる。



全国規模では、残念ながらこのような状況を回避する方法はない。

ぼくやあなたができることは、増税、インフレ、世界経済における不確実性の増大から自らを守っていくことだけである。


いま、あなたは流れ込む収入の増加に真剣に取り組むことで、現実的な対策を講じることができる。


その最初のステップは、あなたの現在の経済状況がどうであれ、

そこに対して唯一かつ全面的に責任があるのはあなた自身であることを、

問題の先送りをせずに受け入れることである。



本当に受け入れるのが早ければ早いほど、問題を早く克服できるだろう。

それも、思ったよりも簡単に。



逆に、あなたのその状況について、ほかの誰かに対して憎悪や憎しみを抱いていれば、

5年後、10年後も同じ状況である可能性は極めて高い。


ぼく自身の経験からも、世界はそのようにできていると確信している。


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さて、昨日はいい感じで回帰関連が忙しかったですね〜!

ロンドンオープン辺りから鉄板の動きでした(・∀・)


利確できたものは特に振り返る点もないほどキレイなチャートだったから、

今日はあえて狩られたものを振り返ってみよう( ̄ー ̄)



ドル円 1H足 環境認識

05

う〜ん。やっときたって感じやね。笑

3波目(5波目)最後の伸び切りをいただく場面。好きなとこ。

直近のレジ意識ラインこえて、いわゆる「抜けてくるポイント」ってやつ。

BBもバッチリだし、転換ポイントで早めに打ってる感じ。



4H足 環境認識

40


完ぺきな状況ではないけど、特に否定もないって感じ。

この環境なら打てるね。

カップ&ハンドルのハンドル作り終わったとこでもある点にも注目!



執行足 1M

25


ぼくのクセ、ちょっと突っ込み気味のロング。

ここの反省点としては、直近の秩序をふまえてもうワンテンポ待つべきだった。

この後30pips以上取れたことを考えると、方向性は正しかったがタイミングでアンラッキーだった感じ。


このパターン多いんだよな。笑


てことで、昨日のような地合いはいかなアカンやつです(`・ω・´)

頑張っていきましょう!

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2017年は10カ国ほど訪れたが、
すべての国で一度も両替というものをしていないことに気づいた。

ATMで現金をおろすこともしていないし、
昔とは違ってその国の通貨を一度も触ることなく旅をすることが可能になっていることを実感する。



それに比べて日本はまだまだキャッシュレス社会には程遠く、
東京でも「カードは使えません」といわれ「なぬ!?」と思うこともしばしば( ´_ゝ`)



クレジットカードといえばそのメリットよりも


・使いすぎが怖い
・いくら使ったか把握できない
・現金は使った実感がある


などおよそオトナとは思えない非論理的なことをいう人が多い。



そこで、今日はFinancial Engineering、つまり金融工学的な観点で
クレジットカードを使うことがいかに無双状態なのかをみていこう。




ダのランチは存在した!?

投資の世界では、リスクフリー(リスク無し)でおいしく果実を頂戴することを

フリーランチ

というが、基本的にぼくらが暮らしている資本主義社会では、
良い悪いは別にしてリターンを得るためには必ずリスクをとらなければいけないので、
この「フリーランチ」というものは存在しないと考えられている。


とはいえ、アービトラージ(裁定取引)に代表される限りなくリスクフリーでごちそうさまをする方法は存在するし、
市場の歪みを捉えるスキルがあればほぼフリーランチ的なトレードをすることも可能だ。


ただ金融後進国の日本ではこの概念すら理解していない人も多く、
実行に移すにはちとハードルが高い。


ということで、今回の「クレジットカードでタダのランチを食べよう」というお話になるのである。



在価値と将来価値

あまり難しい言葉は使いたくないので、話を単純化しよう。

もし、あなたが100万円をもらえるとしたら、「今すぐ」か「1年後」のどちらを選ぶだろうか?

仮に金利が1%だとした場合、1年後にもらえる100万円には「101万円」の価値がある。



額面が同じでも「今すぐの100万円」と「1年後の100万円」は価値が違うのだ。



これを100万円の現在価値将来価値というが、

この差をフリーランチできてしまうのが「クレジットカードで払う」ということなのだ。




クレジットカード払いは、支払いに時間差があり、その多くは1ヶ月ほどだ。



すでに述べた例でいえば、

1ヶ月後の100万円には「1万円÷12ヶ月=約833円」の利息がつくので、

1ヶ月後の将来価値は約100万833円になる。



仮に100万円の商品を買ってその代金の支払いは1ヶ月後でよいのであれば、

約833円をフリーランチできるといえる!



商品を買ってもすぐに代金を支払うのではなく、100万円は金利1%の銀行に眠っている。

商品はすでに手元にありながら、1ヶ月分の金利を受け取ることができる。



当然、現金払いの場合はこの金利を受け取ることができない。


これは投資家的観点でいうとありえない「フリーランチ」なのである。


フリーランチに加え、ポイントが貯まる、出納管理がしやすい、保険がつく、などのよくいわれるメリットを加味すると、逆に現金払いの人はなにが良くて現金を使うのだろう?


教えて現金払いの人( ´_ゝ`)


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重要な節目割れのポン円回帰。


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上位の環境認識はここで打たなどこで打つねんな案件。

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なんとも美しい回帰出現、結構割っちゃアカンとこ割れだったので伸びると判断、半玉握って結局+110pips。


反省点:
直前の秩序を軽く見るな。いつも言ってんだろ。(屮゚Д゚)屮
一切の感情を相場に持ち込まないトレーニング考案中。

人間は狩猟採集時代から脳の構造はほとんど変わっていない。

獲ったエサはすぐに食べる。それが合理的だったからだ。

わたしたちは貯金が苦手だが、それはヒトの脳がもはや存在しない時代にあわせて配線されたままだからだ。

しかし、その野性的な脳のいいなりのままでいると、経済的に豊かになることは難しい。



なたはどれだけ自分を律することができるか

現代では、企業がこれでもかというほどわたしたちに「買うべきもの」を押し付けてくる時代だ。

そうでもしないと、資本主義を持続できないからである。

これが、投資脳を育むうえで大きな障壁となる。

「蓄える」ことがニガテな脳の構造と、ひっきりなしの消費への誘惑が、わたしたちを

稼いでは使う、稼いでは使うの無限ループに追い込んでいく。

まずこのワナに気づいて収入よりも支出を少なくし、貯蓄をできたとして、さらなる問題がこのあとに待ち受けている。


「貯金」というのは結局は消費することを前提としたお金だ。


ここに本当の意味で気づいている人は多くない。

実際になぜ貯金をしているのかとアンケートを取ると

何かあったときのため
マイホームのため
旅行のため
はたまた老後のため。。。

となる。

これではうしろから常に何かに追われている感覚が一生つづくことになるだろう。



ップの水を飲んではいけない

ここで、脱税を摘発する国税局査察部である女性主人公と、巨額の脱税犯との攻防を描いた伊丹十三監督の名作「マルサの女」からの引用をしよう。

金を貯めようと思ったらね。
使わないことだよ。
あんたは葬式があれば2万、結婚式があれば3万と出すでしょう。
そんなもん出していたら金は残らない。

100万あったって、使えば残らない。
10万しかなくても、使わなけりゃ、
まるまる10万残るんだからね。

あんた今、ポタポタ落ちてくる水の下に
コップを置いて水ためているとするわね。
あんたのどが渇いたからといって、半分しかないのに飲んじゃうだろ。
これ最低だね。

なみなみいっぱいになるのを待って、それでも飲んじゃだめだよ。 
いっぱいになって、溢れて、ふちから垂れてくるやつ。
これを舐めてガマンするの。

ここでのポイントは「ふちから垂れてくるやつ」だ。


これを得るために必須となるのが、投資である。


まず稼ぎ、使うのではなく投じ、そこから得られる果実を再び投じ、それがどんどん大きくなっていく。

これを投資の神様ウォーレン・バフェットは「スノーボール」といって雪だるまに例えたが、まさにそのイメージである。


宝くじに当たった人のほとんどが、5年後には当選する前よりもひどい経済状況に陥るのも、投資脳がないからだ。

昨今メディアで騒がれている仮想通貨「億り人」のほとんども、同じような道を辿るだろう。

みんな、自分のキャパシティ以上のお金が入ってくると、コップの水をガブ飲みしてしまうのだ。

そうならないためには、リテラシーが必要で、リテラシーのためには、本気で学ぶ必要がある。


投資の概念はお金に限らず、時間や労力などあらゆる分野に当てはめることができる。


そう考えると、わたしたちは本来全員が投資家でなくてはならず、世間でいわれているほど特別な存在ではないことを理解する必要があるのではないだろうか。


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