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トレードに真剣に向き合い、スキルとして確立するためにはどうしたらいいのか?を読者の皆さんと一緒に考えていくブログです。 ぼくのトレードひとり反省会もやってます。

優れた投資家は優れたビジネスマンであり、優れたビジネスマンは優れた投資家である。

カテゴリ: トレード

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「テクニカル分析」とは


テクニカル分析は、投資を評価したり、価格の動きや出来高などの
売買活動から集められた統計的傾向を分析して取引機会を見極める
取引規律のことだ。

テクニカル分析は、有価証券の本質的価値を評価しようとする
ファンダメンタル分析とは異なり、価格動向のパターン、
取引シグナル、および有価証券の強弱を評価するさまざまなチャート
分析ツールに焦点を当てている。

テクニカル分析は、1800年代後半にチャールズ・ダウのダウ理論に
よって最初に提唱された。

ウィリアム・P・ハミルトン、ロバート・レア、エドソン・グールド、
ジョン・マーシーをはじめとする注目すべき研究者が、ダウ理論の
基礎を形成するのに貢献した。

現代のテクニカル分析は、長年の研究を通して発展した数百の
パターンおよびシグナルを含むまでに進化した。

テクニカル分析者は、過去の取引活動や証券の価格変動が、
将来の価格変動を示す重要な指標になると考えている。

彼らは、その他の研究努力とは無関係に
本質的価値の考察と組み合わせて使ったりもできるが、
ほとんどの場合、その確信は統計チャートのみに基づいている。


テクニカル分析の基礎となる前提

チャールズ・ダウは、テクニカル分析に関する一連の論説を発表した。

彼の論説は、テクニカル分析のフレームワークを形成し続けてきた
2つの基本的な仮定を含んでいた。


1. 市場は、証券の価格に影響を及ぼす要因で表される数値において効率的だ

2. 値動きは純粋にランダムではなく、何度も繰り返される傾向がある
 認識可能なパターンやトレンドで動く


効率的市場仮説は、ある特定の時点における証券の市場価格がすべての
利用可能な情報を正確に反映していることを意味する。

したがって、その証券の真の公正価値を表している。

この仮定は、市場価格がすべての市場参加者の総合知識を反映している
という考え方に基づいている。

一般的にはこの仮定は真実であると考えられているが、短期的にも
長期的にも価格に影響を与えうるニュースやアナウンスが、この仮定を
崩す可能性もある。

テクニカル分析の基礎となる2番目の仮定、すなわち価格の変化がランダム
ではないという考えは、短期的にも長期的にも市場トレンドは認識でき、
トレンド分析に基づいた取引から利益を得られるというテクニカル分析者の
信念につながっている。


どのようにテクニカル分析が使われるか

テクニカル分析は、株式、債券、先物、通貨ペアを含む需要と供給の
力学が働く、取引可能なあらゆる商品の価格変動を予測しようとする。

実際、テクニカル分析は、証券の市場価格動向に反映されている需給
の研究にすぎない。

通常、テクニカル分析は価格変動に適用されるが、出来高や
未決済取引残高などの価格以外の数字を追跡している人も一部いる。

業界には、テクニカル分析を用いたトレードをサポートするために
研究者によって開発された数百のパターンとシグナルがある。

テクニカル分析者はまた、価格動向を予測して取引するのに役立つ
数多くの取引システムを開発している。

支持や抵抗などの、現在の市場トレンドを認識することに主に焦点を
当てている指標もあれば、トレンドの強さをその継続の可能性を判断
することに焦点を当てたものもある。

一般的に使用されるテクニカル指標やチャートパターンには、トレンド
ライン、チャネル、移動平均、モメンタムインジケータなどがある。

ぼくの見解では、シンプルな戦略がもっともうまくいくと感じている。

テクニカル分析については今後も多くの記事を執筆する予定だ。

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ダークプール」とは


昨日の記事で、ダークプールについて質問をいただいたので、
今日はダークプールについて。

ダークプールとは、私設取引所で執行された機関投資家の注文で
作られる取引出来高のことで、一般のわれわれにはほとんど利用できない。

ダークプールの大半は、中央取引所から離れたブロックトレードによって表される。

アップステアズ(上階)市場、暗い流動性、見えない流動性とも呼ばれている。


ダークプールは、取引が執行され終わるまで一般には取引の詳細が隠されていて、
濁った水のように取引に雲がかかっていることから、このような名前がついている。

流動性に基づいた戦略を用いるトレーダーは、すべての関係者にとって
トレードをもっと公平にするため、ダークプールは公表されるべきだと考えているようだ。



ークプールの出現

ほんの数ミリ秒の間にアルゴリズムベースのプログラムを実行できる
スーパーコンピュータの出現により、高頻度取引(HFT)が日々の取引出来高を
支配するようになった。

HFTの技術によって、機関投資家は他の投資家に先んじて数百万株分の注文を
実行し、株価の小幅上昇や下落を利用することができる。

その後の注文が実行されると、HFTトレーダーが即座に利益を得て、
ポジションを閉じる。

この形式の法的な海賊行為は1日に何十回も発生し、
HFTトレーダーには大きな利益をもたらしている。

最終的に、ひとつの取引所を通した大規模な取引を実行することが
ますます困難になるほど、HFTは普及した。

大きなHFTオーダーは複数の取引所に分散されなければならなかったため、
注文の前に出て在庫を奪い、株価を押し上げる取引の競争相手への警告となった。


これらのすべては、最初の注文が発注されてから数ミリ秒以内に発生する。

一般の取引所での透明性を避け、大きなブロックトレードのための流動性を
確かなものとするために、いくつかの投資銀行が私設取引所を設立した。

これがダークプールと呼ばれるようになった。

公的取引所に発注することができないほど大量の注文をしているトレーダーや、
自分たちの意図を電信送信することを避けたいトレーダーにとって、
ダークプールはトレードを実行する流動性のある買い手と売り手の市場を提供する。

2016年段階で、米国で50以上のダークプールが運用され、
ほとんどが投資銀行によって運営されている。



ークプールには厳しい視線が注がれている

合法であると考えられているが、ダークプールにはほとんど透明性がない。

HFTを他の投資家に対する不公平なアドバンテージだとして非難してきた人は、
利益相反を隠すことができるダークプールの透明性の欠如も非難している。

証券取引委員会(SEC)は、機関投資家が顧客のオーダーの前に自分たちのオーダーを
出し、株価の上昇を利益に変えるときに発生する違法なフロントランニングの苦情に対して、
ダークプールの調査を強化している。

ダークプールの支持者は、市場がより効率的に動くことを可能にする、
本質的な流動性を提供しているのだと主張している。

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リスクマネジメントは成功するトレーダーに不可欠だが、
よく見落とされる。

結局のところ、適切なリスクマネジメントが採用されていない場合、
生涯利益がプラスのトレーダーでもたった1つか2つの悪いトレードで
すべてを失う可能性がある。

この記事ではトレードの利益を守るために
利用できる簡単な戦略について説明していこう。



レードを計画する

中国古代の武将、孫武は「勝兵は先ず勝ちて而る後に戦いを求める」といった。

このフレーズは、戦いそのものよりも、計画や戦略が
戦争の勝利に繋がることを暗示している。

同様に、成功したトレーダーは、「トレードを計画し、計画をトレードしろ」
というフレーズをよく引用する。

戦争のように、事前の計画というのは成功と失敗の違いを意味するほどなのだ。

まず初めに、あなたのブローカーが頻繁な取引に適しているかを確認しよう。

一部のブローカーはまれにしかトレードしない顧客向きだ。

彼らは高い手数料を取り、アクティブなトレーダーにとって
適切な分析ツールを持っていない。

損切り(S/L)と利確(T/P)ポイントは、トレーダーが事前に計画できる
ふたつの重要な点だ。

成功しているトレーダーは、買うべき価格と売るべき価格を知っており、
価格が目標値に達する可能性に対してのリターンで結果を測る。

もし調整されたリターンが十分に高ければ、トレードを実行する。

逆に、成功していないトレーダーは損切りや利確のポイントを考えずに
トレードをしてしまう。

幸運が続いたり、はたまた不運が続くギャンブラーのように、
感情が支配し始め、トレードに影響を及ぼす。

含み損はトレーダーに、回復すると願わせてホールドさせるし、
含み益はさらなる利益を願わせて、軽率なホールドにつながる。



切りと利確のポイント

損切りポイントとは、トレーダーがポジションを売却し、
損失を確定させる価格のことだ。

多くの場合、トレードが望んだ展開にならない場合に起こる。

このポイントは、「値が戻ってくる!」という心理を防ぎ、
エスカレートする前に損失を限定するように設計されている。

たとえば、もしレートが主要なサポートレベルを下回った場合、
トレーダーはできるだけ早く売却することが多い。

テーブルの反対側、利確ポイントとは、トレーダーがポジションを売却し、
利益を確定させる価格のことだ。

さらなる上昇がリスクによって制限されることが多い。

たとえば、もしレートが大きく上昇したあと、主要な抵抗水準に近づいている場合、
トレーダーはポジション整理期間になるまえに売却することが多い。



切りポイントを効果的に設定する方法

損切りや利確ポイントを設定することは、テクニカル分析が使われることも多いが、
ファンダメンタル分析も大切な役割を演じる。

たとえば、もしトレーダーが好業績が期待されている株を保有していて、
市場の期待が大きくなり過ぎていた場合、利確ポイントに到達しているかに
かかわらず、ニュースが市場に出るまえに決済するかもしれない。

移動平均線は、計算が簡単で市場を幅広く追跡しているため、
これらのポイントを設定するうえでもっとも一般的な方法だ。

主な移動平均線には、5、9、20、50、100、200などがある。

これらは株式のチャートに適用され、過去に価格が支持または
抵抗水準として反応したかどうかを判断することによってベストな設定となる。

ほかの損切りや利確ポイントを置く優れた方法は、
サポートや抵抗のトレンドラインだ。

これらは以前の目立った、平均出来高以上の高値や安値を
結ぶことによって描かれる。

移動平均線と同様に、キーとなるのはトレンドラインに反応する水準を
決めることだ。もちろん、大きな出来高もだ。


これらのポイントを設定するとき、以下の点を考慮する必要がある。

・よりボラタイルなトレード対象については、意味のない価格変動が損切り
 オーダーを発動する可能性を減らすために、長期移動平均を使用

・移動平均を目標価の範囲に合うように調整する:たとえば、より長いターケットは
 、生成されるシグナルの数を減らすために、より大きな移動平均を使う必要がある。

・損切りは、現在の高値から安値の範囲(ボラティリティ)の1.5倍以内に置くべきではない。
 これは理由のない無駄な損切りを防ぐため

・市場のボラティリティに応じて損切りを調整する。レートがあまり動かない場合、
 損切りポイントをタイトにできる。

・ボラティリティや不確実性が高まる可能性があるため、業績発表などの
 よく知られたファンダメンタルのイベントをトレードから出入りする主要ポイントにする。



待リターンの計算

損切りと利確ポイントを設定することは、期待リターンを計算するうえでも必要だ。

トレーダーにトレードについて熟考させ、合理化させるので、
この計算の重要性は計り知れない。

また、さまざまなトレードを比較し、もっとも収益性の高いものだけを
選択する体系的な方法も与えてくれる。


期待リターンは次の式で計算できる。

[(Probability of Gain) × (Take Profit % Gain)] + [(Probability of Loss) × (Stop Loss % Loss)]


この計算の結果は、アクティブなトレーダーにとっての期待リターンになる。
どのトレード対象を取引するかを決める際に、期待リターンを測る。

損益の確率は、サポートや抵抗の水準からの過去のブレイクアウトやブレイクダウン
を使うことによって計算できる。



トレーダーはつねに、トレードを実行するまえに
エントリーとエグジットの計画を立てるべきだ。

効果的に損切りを使うことで、トレーダーは損失を最小限にできるだけでなく、
不要なエグジットの回数をも最小限にできる。

結論として、もうすでに戦いに勝ったと知るために、事前に戦略を立てようということだ。

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ストキャスティックは人気のあるオシレーター系モメンタム指標だ。

一定期間の価格帯とその期間の終値とを比較する。

マーケットにおける値動きに対して敏感で、ほかのモメンタム指標よりも頻繁に上下動する。



トキャスティックが価格に敏感な理由

価格に対するこの感度の良さは、マーケットの方向性の変化シグナルを
早めに提供することができるが多くの誤ったシグナルを提供する可能性もある(ダマシ)。

このことは期間を変更したり、ストキャスティックの値の
移動平均を使用することで低減することができる。

ストキャスティックの背後にある基本的な理論は、上昇トレンド相場では価格が概ね高値にあり(買われすぎ)、
下落トレンド相場では安値付近にあるというものだ(売られすぎ)。

%Kが%Dとして知られる3周期移動平均をクロスするとき、売買シグナルがでる。



トキャスティックと相性の良いテクニカル指標

ストキャスティックを補完する最良のテクニカル指標は、
移動平均のクロスおよび他のオシレーター系モメンタム指標だ。

移動平均のクロスは、ストキャスティックによって与えられる
クロスオーバー取引のシグナルの補完として使われる。

短期移動平均が長期移動平均をゴールデンクロスするときには、強気相場の確認の一つとなる。

デッドクロスは弱気相場を確認する材料の一つになる。

相対強度指数(RSI)や移動平均収束拡散(MACD)などのほかのモメンタム指標も、
ストキャスティックを補完するために使えるものだ。

これらのよく使われるモメンタム指標は、
兆候を確認するためにストキャスティックと一致するシグナルとして見ることができる。

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トレードにおいて「有事」という言葉は、基本的にトレーダーが予期できないイベントのことを指す。
しかし一部のニュースやイベントは、予定されていてもマーケットを有事のように瞬時に動かすことがある。

中央銀行の意思決定と関連する問題(G7会議の傍観のコメントなど)に関するニュースは、
市場をただちに動かす一方で、より微妙で、明白になるまで時間がかかったりするものもある。

その一例として、ギリシャのジョージ・パパンドレウ元首相が2009年後半にギリシャの財政赤字を過小に報告していた。
最終的にこれは周辺国の債務危機につながっていったが、当時は誰もその規模を知る由もなかった。

だから我々トレーダーには "予定されたニュース"と "予期しないニュース"があり、どちらのタイプのニュースだとしても短期的にも長期的にもトレーダーに行動を引き起こさせる。
原則としては、"予定されたニュース”は"予期しないニュース"よりも相場を動かさないものの、価格動向の分析はより複雑で難しくなりうる。

肝心かなめの問題は、ニュースの影響がどれくらい続くのかということ。

トレードの格言では
"Buy on the rumor, sell on the news.”
噂で買って事実で売れ

というのがあるが、これは株取引のようにFXでも同様だ。

株では、価格はアナリストによる好業績見通しで上がるが、業績が期待を上回った場合でも発表後に落ちたりする。

FXでも同じことが起こる。

中央銀行の利上げが市場コンセンサスとなっていれば利上げに先がけてその通貨は買われるが、実際に予想通りの利上げ発表がされたとしても売られたりするのだ。

これは直感に反するようだが、正しいポジションを前倒しでとったトレーダーは「その時」にはもう利確しているということを意味している。

したがって、大きなニュースやイベントに先立ち、絶対的な確信とともに自分のポジション保有期間を決めておく必要がある。

もし利上げが市場コンセンサスとなっている通貨でロングポジションをもちつづけ、実際に中央銀行がレートハイクを行った場合、きたる下落に耐え、下落を受け入れるためのストップロスの注文が必要だ。

思ったより長くなったので、次回は「中央銀行」についてさらに詳しく書いていこうと思う。 

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