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トレードに真剣に向き合い、スキルとして確立するためにはどうしたらいいのか?を読者の皆さんと一緒に考えていくブログです。 ぼくのトレードひとり反省会もやってます。

優れた投資家は優れたビジネスマンであり、優れたビジネスマンは優れた投資家である。

カテゴリ: トレード

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前回の記事の続きです。



イトレード戦略

トレードには、かなり大きなポジションを
活用するために十分な資本が必要だ。

ほとんどのトレーダーは
中〜高ボラティリティの流動性のある株式や、
インデックスの比較的小さな価格変動でお金を稼ぐ。

ロング(買い)にしてもショート(売り)にしても、
お金を稼ぐには価格変動が必要だ。

ボラティリティが高いほどリスクが高くなり、
より大きな利益と損失の可能性がある。

数百株以上の株式を買うことができないかぎり、
手数料をカバーするだけのお金をトレードで得ることはできない。

株式の価格が低いほど、十分なレバレッジと
総価格の動きを得るために必要な株式が増える。

トレードでの成功の鍵は、エントリー・イグジットポイントを
決定するスキルを開発することだ。

ひとたびそれに慣れてしまえば、
ほとんどのトレーダーは自らが忠実にしたがう
トレードスタイルを構築する。

毎日1つか2つの株式を取引する人もいれば、
お気に入りの小さなバスケットを取引する人もいる。

少数の株式のみを取引する利点は、
さまざまな条件下でそれらがどんな動きをするのか、
そして値動きが主要なマーケットメーカーによって
どう影響されているのかを学ぶことができることだ。





トレードプロセスを開発し、デモトレードに挑戦してみよう。

プロセスを改善し、あなたに合ってうまくいくものを発見しよう。

そうなったときに、本物の資金を投入して
マーケットをアクティブに取引し始めるべきだ。

経験豊富なトレーダーは、取引のセットアップを構成するものと
トリガーを引く前にパターンとインジケーターの組み合わせを明確にする。

感情に左右されずフォーカスを維持するために、
これらのセットアップから逸脱することはめったにない。

ひとたびエントリーしたら、指定した損失の基準値に
達したときにポジションから抜け出すためにストップを置く必要がある。

トレードが間違ったほうに向かっているなら、
お祈りはそれをくつがえすのに役には立たない。

ポジションを閉じれば資本が解き放たれ、
より有望な取引に移っていくことができる。

負け戦はできるだけ早く終了し、
勝ち戦は儲けがあるかぎり乗っていこう。



イトレードでの成功

デイトレーダーの成功率はわずか10%と推定されている。

デイトレードが注目を集めているのは、
その理論が理にかなっていることを示唆しているように見える。

しかし評論家は、もしそうなら少なくとも1人の著名な
マネーマネージャーがシステムを極め、
「デイトレードのウォーレン・バフェット」の称号を
得ているはずだと主張している。

一代で伝説となった投資家のリストには、
デイトレードでその名声を得た個人は含まれていない。

30分〜30日のタイムフレームで取引を行う
マイケル・スタインハートですら、投資の意思決定について
長期的視点をもつと主張した。

経済的な見地から、多くのプロのマネーマネージャーや
ファイナンシャル・アドバイザーは、得られるリワードが
単にリスクを正当化するわけではないと主張し、
デイトレードを避けている。

ということで、もし約90%のデイトレーダーが
お金を失っているなら、一体だれがこの方法で
生計を立てることを期待できるだろう?

その答えは、専門的な訓練、熱心なリサーチ、
洗練された技能、優れた規律、
間違いを認めて損失を減らす能力にある。

ときには不完全で矛盾していて、一瞬で変化する
情報に基づいて、感情を入れない決定を下す
準備ができていなければならない。

統計は、「言うは易く行うは難し」をかなり
はっきりと証明している。



とめ

デイトレードは臆病者のためのものではない。

今回は主に株式を想定したが、
もちろんどんな投資対象にも当てはまる。

勝てる戦略とは、支払能力を超えたトレーディングや
大きな手数料の罠を避けることと、
1日で多くの取引をすることとのトレードオフのなかで
バランスポイントを見つけることだといえる。

あなたが要領を覚えて現実的な目標を設定すれば、
デイトレードは楽しいだけでなく利益をもたらすことができる。

デイトレーダーになることに興味があるなら、
まず初めのステップはあなたのニーズに合うブローカーを選ぶことだ。

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90年代後半のハイテクバブルの絶頂期、
デイトレーダーはインターネット株を売買することで
大きなイージーマネーを得ることができた。

当時、成功するためにスキルはあまり必要なかった。

1998年10月から2000年3月までのわずか17ヶ月のあいだに、
NASDAQ総合指数は1,344あたりから5,132まで飛躍的上昇をみせた。

利益を得るためにしなければならなかったのは、
この大波に乗ることだけだった。

トレーダーの多くは2002年10月に約1,108をつけ、
31ヶ月でその価値の78%を失っときに
同じだけの損失を被った。

ひとたびバブルが完全に弾けると、
イージーマネーは枯渇することとなった。

一時は幸運とタイミングだけで
あぶく銭を手に入れたトレーダーたちは、
取引から身を引き、ほかの職を探した。

彼らは、デイトレードで一貫して生計を立てるには
ほかの専門職と同じように教育とスキルを
必要とすることに気づいたのだ。



イトレーダーとしての資格とは

2001年9月28日、
全米証券業協会(NASD、現在の金融取引業規制機構FINRA)と
ニューヨーク証券取引所(NYSE)はデイトレーダーの定義を修正した。

彼らが使う新しい用語は「パターンデイトレーダー」だ。

投資家は、以下の2つの特性のうち1つを有することで
パターンデイトレーダーとして分類することができる。


1. 5日間で4回以上取引する。ただし、1日の取引の数が
 その同じ5日間のトレード活動の6%を超える場合

2. 投資家が取引を行っているか、新しい口座を開設している会社は、
 その人のことを合理的にトレーダーとみなす


投資家がデイトレーダーとみなされると、
証券会社はその人をこのように分類しなければならず、
投資家は資本要件の引き上げを受ける。

おもに、証券会社は顧客がトレードを始めるとき
最低でも25,000ドル(約280万円)の資本を義務付けている。

この最小資本要件は、証券取引委員会(SEC)
とNYSEによって導入された。

トレーダー自身の資本によって
損失を相殺することを確実にするため、
この要件はレバレッジのかかったトレードによって
証券会社に課せられる固有のリスクに対処する。

より限定されたマージンルールも導入された。

トレーダーは維持証拠金レベルのわずか4倍しか購入することができない。

この水準を超える場合、トレーダーにマージンコールを出す。



イトレードの基礎

純粋なデイトレーダーは、
株式やそのほかの資産を売買し
ポジションをすべて閉じて取引日を終える。

数日間ポジションを持っている場合、スイングトレードと呼ばれる。

ほとんどのトレーダーは、取引スタイルと投資の性質に応じて
両方のアプローチをとる。

トレードには専門のソフトウェアプラットフォームと
高速インターネット接続が必要になる。

独自の取引プラットフォームを設計して構築することもできるが、
ほとんどのトレーダーはブローカーやソフトウェア会社によって
提供されたパッケージ化されたセットアップを使用する。

少なくとも2台のモニター、
できれば4台から6台のモニターを備えた
強力なデスクトップを持つことがベストだ。

売買シグナルを提供するチャートや
テクニカル指標を表示するには、
複数のモニターが必要になる。

証券会社のプラットフォームを使用する場合、
リアルタイムのニュースとデータフィードが
パッケージに含まれていることを確認しよう。

トレンドをしっかりと判断し、
必要な時間枠とトレーディング戦略を描くためには、
そういったデータが不可欠だ。



クニカル指標

株式やマーケットのファンダメンタルズに精通しているだけでは、
トレーダーとして成功するためには十分ではない。

テクニカル分析と、チャートパターン、出来高、
価格動向を分析するために使われる
すべてのツールについて理解しておく必要がある。

より一般的な指標には、支持、抵抗レベル、
移動平均収束発散法(MACD)、ボラティリティー、
価格オシレーター、ボリンジャーバンドなどがある。

これらのインジケーターがどのように働くかを学び
理解することは、個人的なトレードスタイルを確立するために
知る必要のあることのほんの始まりにすぎない。

デイトレードについて
何百もの書籍や何千もの記事が書かれており、
オンラインコースやコンサルティングを受けることができる。


※長くなったので続きは次回。

Learn-to-trade-FX




FXトレーダーのなかには、
オシレーターのダイバージェンスを
テクニカル分析の聖杯とみなす者がいる。

こういった捉えにくいチャートパターンは事実上
役に立たないと考えるトレーダーもいる。

真相はその間のどこかにあるだろう。

典型的なダイバージェンスの目的は、
価格とオシレーターのあいだの
テクニカルな不均衡を認識することで、
近い将来のトレンド転換のシグナルだと仮定することだ。

以下では、USD/JPYの日足チャートに現れたMACDヒストグラムの
ダイバージェンスによって行われた2つのトレードについて説明していく。

1つめのトレードは夢のような結果となり、
2つめは残念な結果となった。



イバージェンス・トレード

図1のUSD/JPYの日足チャートを見れば分かるように、
2006年12月〜2007年はじめにかけて
2つのダイバージェンスシグナルが近くで発生した。



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図1 Source:FX AccuCharts



ットアップ

2006年11月〜12月のあいだに発生した初めのシグナル(赤)では、
教科書通りの典型的な強気のダイバージェンスとなった。

レートが大幅な安値の切り下げをしているときに、
MACDヒストグラムは明確な切り上げを見せている。

ダイバージェンスの支持者によると、
この種の価格とオシレーターの不均衡は
レートの反発を予見するものだ。

このケースでは、レートの反発は上方への
方向転換である必要があった。

それがまさに起こった。

チャートから明らかなように、
レートは12月初めに上昇し、
2つめのダイバージェンスが
完了するまでひたすら駆け上がった。

この1つめのダイバージェンスシグナルは
とても強いので、大きなダイバージェンスの
なかに小さなダイバージェンス
(図1の赤の点線)も確認できる。

これはシグナルが長く続くことを
確認するのに役立った。

幸運にも、その後のブル相場は
この明らかなダイバージェンスの
シグナルを発見したことによって捉えることができた。

このダイバージェンスを捉えたトレーダーは、
すぐに含み益となり、大きな報酬を得ることとなった。



レード

2006年12月中旬〜2007年1月中旬に
発生した2つめのダイバージェンスシグナル(青)は、
教科書通りというわけではない。

MACDヒストグラムの2つのピークに
おける切り下げは誰の目にも明らかだが、
値動きが明確な高値更新というよりは
単なる連続した上昇になっている。

つまり1つめのダイバージェンスに
明確な谷があったようには、2つめの
ダイバージェンスの値動きは
明確な山が見当たらない。

シグナルのこの不完全さが、
直後に起こった芳しくない結果に
つながったかどうかは断言するのがむずかしい。

この2つめのシグナルを捕らえようとした
FXトレーダーは皆、そこから数日から数週間
激しい乱高下に見舞われることになった。

しかし、損切りにかからなかった
辛抱強いトレーダーは、1つめのダイバージェンスと
ほぼ同じぐらいの大きな利益を得られる
ショートの機会に恵まれた。



イバージェンス・トレードで勝つ

では、どうすれば利益を最大化しリスクを最小化した
ダイバージェンス取引ができるのだろうか。

まず第一に、ダイバージェンスのシグナルは
すべての時間軸で機能するといって差し支えないが、
より長期のチャート(日足以上)のほうが
より良いシグナルがでる。

エントリーに関しては、
オシレーター・ダイバージェンスでの
期待値の高いトレード機会がやってきた場合、
分割取引をすることでポジションを調整することができる。

これにより、ダイバージェンスシグナルが
すぐにダマシだと判明した場合、
大きな損失を避けることができる。

損切りはノイズで狩られることがなく、
リスクリワードを歪めない位置に置こう。

一方、トレードが有利な展開となったら
意図したポジションサイズに達するまで
拡大を続けることができる。

それ以上モメンタムが続いたら、
勢いがなくなるか、通常の調整よりも
大きなリトレースが起こるまでポジションを保有すべきだ。

勢いが衰えた時点で、分割取引の利益を徐々に
確定しポジションをスケールアウトする。

上記のUSD/JPYで説明した、
第2のダイバージェンスシグナルのように
不安定で方向性のないマーケットが長びくと、
ポジションを閉じてより良いダイバージェンス
トレードを獲りにいけというサインだと考えよう。



とめ

外国為替市場では、
オシレーターのダイバージェンス・シグナルに
有効性があるといえる。

主要な通貨ペアの最近の動きを見ても、
長期チャート(日足以上)に同様のシグナルが
たくさん現れており、
ダイバージェンスシグナルが有用であるという
具体的な証拠が得られるだろう。

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F
Xの長所と潜在的な短所


もし為替をトレードするつもりなら、ブローカーのリスクに関する昨日の記事
に加えて、FXの長所、潜在的な短所は次のようになっている:

長:外国為替市場は世界でもっとも出来高の大きい市場であり、
  流動生がもっとも高いため、メジャー通貨のいずれかでも容易に、
  一瞬でエントリーやエグジットが可能

短:流動性や、エントリーとエグジットの容易さの結果として
  、銀行およびブローカーはレバレッジを提供する。これは
  トレーダー自身の資金よりもはるかに大きなポジションを
  持てるということだ。100:1のレバレッジは高い比率だが、
  珍しいことではない。もちろん、トレーダーはレバレッジ
  の使い方や口座へのリスクを理解しなければならない。
  どれだけの利益をもたらすものでも、慎重に使われなけれ
  ばならない。この点に関する理解や知恵の欠如は、簡単に
  トレーダーの口座を消し去ってしまう。

長:外国為替市場のもうひとつの利点は、毎日オーストラリアで
  始まりニューヨークで終わる、24時間取引が可能なことだ。
  主要な軸としては、シドニー、香港、シンガポール、東京、
  フランクフルト、パリ、ロンドン、ニューヨークがある。

短:通貨をトレードすることは『マクロ経済』の取り組みだ。
  通貨トレーダーはさまざまな国の経済の全体像や、通貨価
  値変動の原動力となるファンダメンタルを把握するための
  国同士の関連性への理解が必要となる。一部のトレーダー
  にとっては、ミクロ経済活動を理解する必要がある株式や
  先物市場に存在するニュアンスやクローズドな環境を理解
  するよりも、トレードの意思決定のために経済活動に集中
  するほうが簡単だという。外国為替取引では、会社の経営
  スキル、財務力、市場機会、業界固有の知識を理解する必
  要はない。

※テクニカル分析の根底にある主張のひとつは、過去の価格変動が将来の価格変動を
 予測することである。外国為替市場は24時間市場なので、将来の価格変動を測定す
 るために使用できる大量のデータが存在する傾向にある。これは、テクニカルツー
 ルを使用するトレーダーにとって最適な市場であることを意味する。



FXにアプローチする2つの方法

株式市場での経験があるほとんどの投資家やトレーダーにとって、
分散へのさらなる機会として、通貨への移行や追加を柔軟に検討しなければならない。


1. 為替取引はアクティブトレーダーの機会として知られている。
 このタイプの機会はブローカーにとって適している。なぜなら、
 アクティブトレードにつきものの機敏さによって利益を得られるからだ。

2. 通貨取引はレバレッジの効いた取引としても知られている。
 株式市場で必要な金額よりも少額の口座を開設できる。


為替差益や金利のほかに、株のポートフォリオをヘッジするために為替取引を
使うことができる。

たとえば、株式の価値が上昇する可能性があるが、通貨の面で下振れリスクが
存在する国で株式ポートフォリオを構築した場合、トレーダーは株式ポートフォリオを
所有し、スイスフランやユーロに対してドルを売るということができる。

このようにして、ポートフォリオ価値は上昇し、下落するドルのマイナス効果は
相殺される。

これは、最終的に利益を自国通貨に戻す米国外の投資家に当てはまる。

外国為替口座を開設し、デイトレードやスイングトレードをすることは

通貨を取引する第二のアプローチは、ファンダメンタルズと長期的な利益を
理解することだ。

通貨が特定の方向にトレンドを示し、投資収益率と通貨価値の上昇をもたらすプラスの
金利差を提供する場合、トレーダーにとって有益だ。

このタイプのトレードはキャリートレードとして知られている。

たとえば、日本円に対してオージードルを買うとする。

日本の金利が0.05%なのに対しオーストラリアの金利が4.75%なら、
あなたは4%を稼ぐことができる。

もしオージードルが日本円に対して強含んでいる場合、AUD/JPYをロングし、
通貨の上昇と利回りの両方を得るのが適切となる。



資金が限られたトレーダーにとっては特に、少額のデイトレードやスイングトレードは
外国為替市場でプレイする良い方法だ。

長期的な視野と大きな資金プールを持つ人にとっては、キャリートレードが適切な選択肢
かもしれない。

どちらの場合でも、トレーダーはチャートを通じた取引のタイミングをどのように描くかを
知っていなければならない。

なぜなら、良いタイミングというのは収益性の高いトレードの本質だからだ。

ほかのすべてのトレーディング活動と同じように、トレーダーは衝動的な悪い行動パターンで
良いトレード週間に違反しないよう、自身の人格特性を十分に知っていなければならない。

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為替は、飽きることがない。

ぼくのコンサル生にも為替にまったく興味がなかった方が
「世の中にこんなに面白いものがあったなんて」
と目覚めるケースを何度もみているが、これは決して大げさではない。

賢い投資家になりたければ、ここを避けて通ることはできない。


FX(Forex)は、外国為替、外国為替証拠金取引の略だが、
我々が指す実際の資産クラスは - 通貨だ。

日本でFXというと狭義の外国為替証拠金取引を指すことがほとんどだが、
それだけでは本質を見落とすことになる。

あなたが毎日接している「通貨」というものの理解を深めることは、
ひとつの大きなライフハックとなるだろう。

外国為替は通常、観光や商業のためなどさまざまな理由で
ある国の通貨をほかの国の通貨に交換する行為だ。

ビジネスはグローバルなので、ほかの国と特定の通貨で
取引するニーズが存在する。

1971年のブレトン・ウッズ協定の終了後、通貨がほかの通貨に対して
自由にフロートすること(変動相場制)が許さることとなった。

個々の通貨の価値は変化し、外貨サービスの必要性をもたらした。

このサービスは顧客に代わって商業銀行や投資銀行が取り入れたが、
同時に、インターネットを使って通貨ペアを取引する
投機的な環境が提供されることとなった。



ッジとしての外国為替

外国でビジネスを営む商業企業は、商品やサービスを他国に売買しなければ
ならない場合、通貨価値の変動によるリスクがある。

したがって、外国為替市場は将来のある時点における取引成立のレートを
フィキシングすることによってリスクをヘッジする方法を提供している。

これを実現するために、トレーダーは先物市場やスワップ市場で通貨を売買できる。

銀行がレートを固定する時間にトレーダーは正確な為替レートを知ることができ、
彼らの会社のリスクを軽減することができるのだ。

ある程度までは、先物市場は取引の規模や実際の通貨に応じて通貨リスクを
ヘッジする手段も提供できる。

先物市場は中央集権的な取引所で運営され、分散型で世界中に存在する
インターバンク市場での先物市場よりも流動性は低い。



機としての外国為替

金利、貿易の流れ、観光、経済力、地政学的リスクなどの需給要因の
変化による国の通貨価値の間には一定の変動がある。

そのため、ペアの通貨に対する通貨を買ったり売ったりすることで、
これらの価値変動に対してポジションをもつ機会が存在する。

もちろん、あなたが買った通貨が強くなったり、売った通貨が弱くなることを
期待しての行為となる。



産クラスとしての通貨

資産クラスとしての通貨には2つの目立った特徴がある。

・2つの通貨間の金利差を得ることができる
・為替レートから価値を得ることができる



ぜ我々は通貨をトレードできるのか

インターネットが登場するまで、通貨取引は顧客に代わってインターバンクでの
活動に限定されていた。

次第に銀行自身が独自のプロップ(自己勘定売買)デスクを設置し、その後巨大な
多国籍企業、ヘッジファンド、富裕層(HNWI)が続いた。

インターネットの助けを借りて、個人トレーダーを対象としたリテール市場が登場し、
銀行自体やセカンダリーマーケット(流通市場)を作るブローカーを通して、外為市場への
容易なアクセスを提供できることとなった。



国為替取引のリスク

通貨をトレードすることは、その複雑さゆえにリスクに関する混乱を
引き起こす可能性がある。

インターバンク市場が規制されておらず、監視の欠如によって非常にリスクが高い
ことについて、多くのことが言われている。

この認識はすべてが真実というわけではない。

リスクの議論に対するよりよいアプローチは、分散型市場と集中型市場の違いを理解し、
どこを規制するのが適切かを見極めることだ。

インターバンク市場は、世界中でお互いを取引しているいくつかの銀行によって
構成されている。

銀行自身がソブリンリスクと信用リスクを決め、受け入れる必要があり、それらを
可能な限り安全にするために多くの内部監査プロセスが必要だ。

規制は各参加銀行の保護のために業界が課している。

特定の通貨に対してビッドやオファーを提供する参加銀行それぞれによって市場が
作られるので、市場価格決定のメカニズムは需要と供給に由来する。

このシステム内の流れは巨大なため、不正を働くトレーダーが通貨の価格に影響を及ぼす
ことはほぼ不可能だ。

今日の出来高の大きな市場では、1日に2兆〜3兆ドルの取引が行われているが、
中央銀行でさえ、他の中央銀行の全面的な協力がなければ市場を動かすことはできない。

買い手と売り手を集中型市場へ導き、価格により透明性を持たせるために
電子取引ネットワーク(ECN)を構築しようとする試みが行われている。

これは、より競争力のある価格設定と集中型の流動性によって利益を得られる
リテールトレーダーにとってポジティブな動きだ。

もちろん、銀行はこの問題を抱えておらず、分散型のままでいることができる。

外為銀行への直接アクセスができるトレーダーは、比較的小規模で規制されていない
FXブローカーと取引するリテールトレーダーよりも露出は少ない。

そしてこのFXブローカーというのは、リクオートや自身の顧客への注文へぶつけたり、
呑んだりすることが可能であり、ときには故意に行うのだ。
(これが日本人のほとんどが陥るFXの深い闇)

FXが成功まちがいなしの利益獲得スキームだと信じてしまう洗練されていない
リテールトレーダーを保護するため、規制に関する議論が生じたようだ。

今日では、真剣でしっかりと学ぶ気があるリテールトレーダー(これをここまで読んだ
あなたもそうかもしれない)には、多くの大手銀行やより大規模で、流動性のある
ブローカーに口座を開設する機会が開かれている。

金融投資の場合と同様に、「買主をして注意せしめよ」という買主の危険負担ルールを
覚えておこう。


※長くなったので、明日は初心者ガイドパート2を執筆します。

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