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2017年は10カ国ほど訪れたが、
すべての国で一度も両替というものをしていないことに気づいた。

ATMで現金をおろすこともしていないし、
昔とは違ってその国の通貨を一度も触ることなく旅をすることが可能になっていることを実感する。



それに比べて日本はまだまだキャッシュレス社会には程遠く、
東京でも「カードは使えません」といわれ「なぬ!?」と思うこともしばしば( ´_ゝ`)



クレジットカードといえばそのメリットよりも


・使いすぎが怖い
・いくら使ったか把握できない
・現金は使った実感がある


などおよそオトナとは思えない非論理的なことをいう人が多い。



そこで、今日はFinancial Engineering、つまり金融工学的な観点で
クレジットカードを使うことがいかに無双状態なのかをみていこう。




ダのランチは存在した!?

投資の世界では、リスクフリー(リスク無し)でおいしく果実を頂戴することを

フリーランチ

というが、基本的にぼくらが暮らしている資本主義社会では、
良い悪いは別にしてリターンを得るためには必ずリスクをとらなければいけないので、
この「フリーランチ」というものは存在しないと考えられている。


とはいえ、アービトラージ(裁定取引)に代表される限りなくリスクフリーでごちそうさまをする方法は存在するし、
市場の歪みを捉えるスキルがあればほぼフリーランチ的なトレードをすることも可能だ。


ただ金融後進国の日本ではこの概念すら理解していない人も多く、
実行に移すにはちとハードルが高い。


ということで、今回の「クレジットカードでタダのランチを食べよう」というお話になるのである。



在価値と将来価値

あまり難しい言葉は使いたくないので、話を単純化しよう。

もし、あなたが100万円をもらえるとしたら、「今すぐ」か「1年後」のどちらを選ぶだろうか?

仮に金利が1%だとした場合、1年後にもらえる100万円には「101万円」の価値がある。



額面が同じでも「今すぐの100万円」と「1年後の100万円」は価値が違うのだ。



これを100万円の現在価値将来価値というが、

この差をフリーランチできてしまうのが「クレジットカードで払う」ということなのだ。




クレジットカード払いは、支払いに時間差があり、その多くは1ヶ月ほどだ。



すでに述べた例でいえば、

1ヶ月後の100万円には「1万円÷12ヶ月=約833円」の利息がつくので、

1ヶ月後の将来価値は約100万833円になる。



仮に100万円の商品を買ってその代金の支払いは1ヶ月後でよいのであれば、

約833円をフリーランチできるといえる!



商品を買ってもすぐに代金を支払うのではなく、100万円は金利1%の銀行に眠っている。

商品はすでに手元にありながら、1ヶ月分の金利を受け取ることができる。



当然、現金払いの場合はこの金利を受け取ることができない。


これは投資家的観点でいうとありえない「フリーランチ」なのである。


フリーランチに加え、ポイントが貯まる、出納管理がしやすい、保険がつく、などのよくいわれるメリットを加味すると、逆に現金払いの人はなにが良くて現金を使うのだろう?


教えて現金払いの人( ´_ゝ`)


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重要な節目割れのポン円回帰。


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上位の環境認識はここで打たなどこで打つねんな案件。

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なんとも美しい回帰出現、結構割っちゃアカンとこ割れだったので伸びると判断、半玉握って結局+110pips。


反省点:
直前の秩序を軽く見るな。いつも言ってんだろ。(屮゚Д゚)屮
一切の感情を相場に持ち込まないトレーニング考案中。