Think Trade, Think Life.

トレードに真剣に向き合い、スキルとして確立するためにはどうしたらいいのか?を読者の皆さんと一緒に考えていくブログです。 ぼくのトレードひとり反省会もやってます。

優れた投資家は優れたビジネスマンであり、優れたビジネスマンは優れた投資家である。

2018年12月

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企業価値が10億ドルを超えると評価されているテック企業のIPOは、
ちょっとしたブームのような様相を呈している。

今年、「ユニコーン」と呼ばれるこれらの企業のIPO(新規株式公開)の数は
2000年のドットコム・バブル以来最大である38に急増した。

ウォール・ストリート・ジャーナルのIPO市場ウォッチャーによると、
より弱気相場の警告サインが点灯中の2019年においてもこの数はさらに増える可能性が高い。

PwCの米国IPOサービスリーダーであるデビッド・エスリッジ氏は、次のように述べている。

「問題は、"2019年はどうなんだ"である。根性と勇気がいるが、私は困難なマーケットであっても多くの企業が株式公開に踏み切るという決定を下すと思っている。」

以下は4つの超ビッグネーム、その業界、およびその評価額だ。

個人的にはUber、Airbnb、Slackにはお世話になりっぱなしである。


2019年の巨大テック企業IPO

Uber 運輸 1,200億ドル

Airbnb サービス 310億ドル

Lyft 運輸 150億ドル

Slack ソフトウェア 70億ドル



IPOが予定されている市場ディスラプター

今年のIPO市場は、10億ドルから50億ドルの間で評価される

あまり有名でないソフトウェア会社が多数派を占めていた。

前出のデビッド氏は

「人々はこれらの話をよく知らない。なぜならこれらの会社のアプリは多くの人のスマホにインストールされている訳ではないからだ。しかしとても安定したペースがあり、これを支える強力なIPO市場があった。」と述べた。

2019年のIPO市場は、ぼくたちにもすでにおなじみの会社が名を連ねそうだ。

IPOを検討していると広く知られている名前には、
ライドシェアリングの競合企業であるウーバー(Uber Technologies Inc.)とリフト(Lyft Inc.)、
職場のコミュニケーションアプリ大手のスラック(Slack Technologies Inc.)と
サービス業界のディスラプター 、エアービーアンドビー(Airbnb)がある。

2019年が今年の記録を破ることができるかどうかは、
予想される上場の前にこの成長企業たちが
どれだけの資金を調達できるかにかかっている。

ゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーの見積もりによると、
Uberの市場価値は1,200億ドルにも達するという。

アプリ配車サービス業界のパイオニアは、経営陣の混乱や一連のスキャンダルなどの障害にぶつかっているが、IPOは自律走行車や自転車シェアリングなどの新しい市場への参入を助けるだろう。

Uberは主要市場でLyftとの厳しい競争にも直面している。

Uberの第3四半期単独での売上高30億ドルに対し、
Lyftの2017年の売上高は10億ドル以上、企業価値は150億ドルに見積もられている

データストレージ企業のドロップボックス(DBX)は2018年3月に
IPO市場におどり出て、ある程度の成功を収めた。

上場時の同社の90億ドルの評価は、2014年の100億ドルというプライベート評価と一致しなかったが、
株価は最高値から50%下落しているもののIPO価格から2%上昇という状況だ。

ドキュサイン(DOCU)と呼ばれる別のソフトウェア会社は堅実なリターンを投資家にもたらした。

このDTMと電子署名の世界標準プラットフォームは、
株式公開価格29ドルから24日の終値で37.48ドルで推移している。

しかし、ガイダンスの最安値にIPO価格を設定した中国版スポティファイのテンセント・ミュージック(TME)は、投資家の失望を買った。

株価は1株当たり13ドルというIPO価格を下回ることとなった。



2019年に残るリスク

つまずく事となった有名ブランドのテンセントは、2019年における危険信号のひとつだろう。

ドットコム・ブームの最盛期、今と同じように超大型テック企業のIPO数が増えたとき、
結局は多くの企業が苦しんだことを忘れないことが大切だ。

同じようなことが2019年、起こるかもしれない。

今回挙げたユニコーンたちはマーケットがよりボラタイルになるリスク、
そうなることで多くの投資家がハイテク・グロース株から離れ、
よりディフェンシブなバリュー株に移るリスクに等しく直面している。

初のドイツに来ていますが、やはりヨーロッパの優等生は日本と似ていると感じますね。



それにしてもドル円下げましたね、今年1番の下げ幅。

初のドイツに来ていますが、やはりヨーロッパの優等生は日本と似ていると感じますね。

ドイツではぼくが到着した日にiPhoneの販売差し止め命令が。

クアルコムの主張が支持されたわけですが、フランクフルトのアップルストアは盛況でした。

フランクフルトの次は1年ぶりのフランス、パリとコルマールへ向かいます。

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この天文学的数字は、なにか悪いことが起こる前兆か?




爆発的に増えているアメリカの国家債務は、ついに重大な閾値を超えようとしている。

米国財務省によると、連邦政府の負債はぼくがこの記事を書いている現在21,823,094,510,705.58ドル
となっており、このままのペースでいけば来月に22兆2000億ドルに達する見込みだ。

これは恐ろしい国家危機であるが、何も対策は打たれていない。

2008年1月にバラク・オバマがホワイトハウスに入ったとき、
アメリカには10兆6000億ドルの負債があり、11年未満で11.2兆ドルの新規借入れが行われたことを意味する。

言うまでもなく、10年以上にわたり国家債務に年間平均1兆ドル以上を追加しているということを
理解するために数学の天才である必要はない。

しかし借金に対する飽くなき欲求をコントロールするのではなく、
アメリカ連邦議会は支出を加速してしまっている。

現時点では、この結末がハッピーエンドになるというシナリオはありえない。

ここにきて世界的な金融エリートたちは、新たな金融危機の可能性を声高に語り始めた。

たとえばIMF副議長は「嵐雲が立ち込めている」といっている。


国際通貨基金(IMF)の副議長は「世界の金融システムが次の景気後退への準備ができていないにもかかわらず、新たな世界金融危機の嵐雲が立ち込めてきている」と警告した。

IMFの第1DMDであるデイビッド・リプトンは、最近の世界の銀行システム崩壊から10年以上もの間、「危機回避は不完全である」と述べた。

「私たちは "屋根を修理するなら、日が照っているうちに限る。" とよく言うものの、皆さんの多くと同じように、私は嵐雲が立ち込めているのが見える。そして危機回避に関する作業が不完全であることを懸念している。」



CNBCによると、ジャネット・イエレンは「我々は次なる金融危機を抱える可能性がある」と警告している。

イエレンはCUNYで討論したところで、「改善したとは思うが、システムに巨大な穴があると思う。新しく発生する問題に対処するためのツールは素晴らしいとはいえない。」と述べた。

彼女は、FRBによっても言及されたレバレッジド・ローンを懸念事項として引用した。

彼女は、規制当局は金融システム全体ではなく、個々の銀行でこうした問題に取り組むことができると述べた。

現在はブルッキングス研究所の特別研究員である元FRB議長は、未完成の規制の議題が残っていると述べた。

「我々が本来するべき方法で問題に取り組んでいるのかどうかは確信が持てないが、そこには穴があり、規制上の抵抗がある。だから私は新たな金融危機が起こるかもしれないと心配している。」



現時点での真実は、次なる危機はとても近くに迫っており、
誰もがそれを見ることができるはずであるということだ。

では何ができるのだろうか?

テキサスのヘッジファンドマネージャー、カイル・バス氏は、
新たなインフラ支出で1兆ドルが望ましいと言っている

魅力的に聞こえはするが、もうすでに毎年アメリカは国家債務に1兆ドル以上を追加している。

今にも崩れそうなインフラを直すために1兆ドルを費やすとして、
そのお金は一体どこからやってくるのか?

アメリカは、もたらされるよりもはるかに多くのお金を費やしてきており、
かなり長い間それが経済のテコ入れをしてきた。

しかし長期的な問題を次第に悪化させており、
このポンジー・スキームをより長く維持する方法はもう残されていない。

そして大問題は国家債務だけではない。

米国の消費者は13兆ドル以上の借金を抱えており、
新たな報告によるとクレジットカードの借り入れさらに高まっている


最新の調査によると、アメリカ人のクレジットカードの負債残高は記録的だという。

平均的なアメリカ家族は、昨年の6081ドルと比較してリボルビングの借金を約7000ドル抱えている。

金利が上がるにつれて、これらの借金に対応する毎月の支払いも上がる。

今年の報告書はリボルビング債務に焦点を当てており、これは財政難における「より正確な指標」であるためだ、とNerdWalletはまとめた

NerdWalletのクレジットカード専門家のキンバリー・パーマー氏は、「クレジットカードの借金は、非常に多くのアメリカ人のファイナンス上の汚点であり、全くとは言わないまでも簡単に洗い流すことはできない。高い金利と収支を上回る経費が相まって、一部の世帯では負債を完済することができず、実際には引き続き増加する。」と指摘した。



社会は「安い借金」の絶対的な中毒者になってしまっているが、
今や金利が上昇しており、財政的に大きな問題を引き起こしてる。

世界は今直面している債務バブルのようなものに一度も直面したことがなく、
その借金の大部分が金利が低いときに蓄積された。

この時点でシステムは断じて高金利に対処することができず、
マイケル・ペント氏よると「これまでに見たことのない世界不況が起ころうとしている...


ペント氏は「残念ながら、これまでに一度も見たことのない世界的な不況が起ころうとしている。こんなにも多くの人為的に押し下げられた金利で成り立つ負債を抱えたことがないためだ。」

「中央銀行の思いあがりや傲慢さを取り除くには遅すぎるし、彼らは何のおとがめもなく乗り越えられると考えている。完全に間違っている。中央銀行というのはつねに景気後退を引き起こしてきた。我々は世界的な不況に向かっている。」と述べた。




とめ

現況にふさわしくない高い水準の生活を享受するためにローンや借金をすると、
短期的には利点があるかもしれないが、長期的に待っているのは痛みだ

何十年もの間、世界は将来から盗んで現在をもっと楽しくするという選択をとってきた。

しかし今、ぼくたちは自分たちの落ち度によって困った状態に陥ろうとしている。

もしもっと賢明な選択をしていれば状況は違っていたかもしれないが、
残念ながらそれは起こらなかった。

ぼくは何もここで、マスメディアのようにネガティブなことを殊更に
強調してあなたを恐怖に陥れようとしているのではない。

物ごとにはマイナス側面もあれば、必ずプラスの側面もある。

賢明なあなたなら、この機会で資産を築くことができるのだ。

日本でも盛り上がりを見せている、恐怖をトレードしてみよう


source : TradingView


source : TradingView



日本でも一部のトレーダーに人気のVIXだが、コツを覚えるとあなたの収益機会を向上させてくれる。

最近のVIXチャートが興味深い形をしているので見ておこう。

VIX(
ボラティリティ指数)は、1993年にシカゴ・オプション取引所(CBOE)によって考案された。

別名「恐怖指数」とも呼ばれ、これにはもっともな理由がある。

S&P500のオプション取引の値動きを算出・測定することによって、
本質的に投資家が市場価格の変動についてどのように考えているか(恐れているか)を割り出す。

一般的には投資家が大きな価格変動に不安になると、オプションはより高価になりVIXは一気に上昇する。

投資家のマインドが穏やかになると、逆のことが起こる。

オプションは安くなり、VIXは低下する。
 



ルマゲドン

今年2月、ボルマゲドンと呼ばれるボラティリティの急騰をベースとしたイベントが、
多くの投資家とファンドを粉砕した。

VXXUVXY(レバレッジのかかったVIX)、SVXY(逆VIX)を含む
VIXの動きに基づくETFやETN
は、マーケットのボラティリティが急上昇したときに
大きな価格変動を
もたらした。

VIX自体は直接取引することができないため、
これらのボラティリティ・ビークルは依然としてたくさん取引されている。



度でも起こるVIXの上昇

上のチャートは2018年のVIXに200SMAを表示させ、2月のモンスター級の急上昇を示した。

しかし今もっと大切なことは、この2ヶ月間にVIXレベルが
過去平均と比べて高くなっていることだ。

チャートに示されているように10月上旬、S&P500が過去最高値から暴落をしたときに
VIXは上昇を見せはじめた。

そのとき以来、VIXは200日移動平均を上回って推移しており、
市場が少し落ち着いてきたタイミングで下落していき、16のあたりで反発を見せている。

VIXの値というのは通常、かなり迅速に平均に戻っていく(今回の場合、下落)。

しかし投資家が大きな市場調整や差し迫った弱気相場を恐れている限り、
VIXでの収益機会が何度でも現れるだろう。

日本人がもっと知るべき早くから投資をする5つのメリット




多くの若年層にとって、少なくとも「理論的に」財務状況が安定するまで、
投資を先延ばしにするほうが簡単な選択だろう。

ひと昔前よりは若くから投資をする人が増えたとはいえ、
まだまだ少数派であることは間違いない。

奨学金返済や給料が低いことを理由に投資を先送りにすることもできるが、
20代というのは実際には投資の世界に入る最高の立場にあるといえる。





お金に余裕はないかもしれないが、20代には時間的利点がある。

利益を再投資して投資を成長させる複利が
アルバート・アインシュタインによって「世界の8番目の不思議」と呼ばれたのには理由がある。

複利の魔法は投資家が時間の経過とともに富を生み出すことを可能にし、
それはたったふたつのことだけを必要とする:利益の再投資と、時間だ。

20歳での100万円の投資は、60歳になるまでに700万円以上に成長する。
(5%の金利に基づく)


30歳での100万円の投資は60歳までに約430万円、
そして40歳で同じことをすれば260万円にしかならない。


お金が働くのが長ければ長いほど、将来的により多くの富を生み出すことができる。



り大きなリスク

その人が耐えられるリスクの量というのは投資家の年齢が影響する。

若年者は将来的に多くの年数で収入を得られるため、
投資活動のリスクをより引き上げる余裕がある。

引退生活に入っている人は債券や譲渡性預金CD)などの低リスク、
またはリスクフリーの投資に魅力を感じるかもしれないが、
若年層はよりボラティリティの高い 、より大きな利益をもたらす
積極的なポートフォリオを構築することができる。




動することで学べる

若い投資家は投資を学び、成功と失敗の両方から学ぶ柔軟性と時間がある。

投資というのはかなり長い学習曲線を持っているので、
20代はマーケットを研究し投資戦略を改善するために
時間をかけられるという点で優位に立っている。

若い投資家が受け入れることができるより大きなリスクと同じく、
投資ミスを克服し回復するために必要な時間を有しているのだ。



クノロジーに精通している

若い世代は現代テクノロジーに精通しており、
オンライン投資のツールやテクニックを学んだり応用することができる。

オンライン
取引プラットフォームは、チャットルームや金融・教育ウェブサイトなど、
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方に無数の機会を提供している。

ソーシャルメディア、アプリなどのテクノロジーは、
すべての若い投資家の知識ベース、経験、自信、専門知識に貢献することができる。



的資本

個人の視点からの人的資本は、
将来にわたるすべての賃金の
現在価値と考えることができる。

賃金を稼ぐ能力
はリタイア時のための投資と貯蓄の基礎となるため
学位を取ったり、OJTを受けたり、高度なスキルを学んだりすることによって
自分自身に投資することは、大きな見返りがある価値のあるものだ。

20代は将来的な賃金を引き上げる能力を高める機会が多く、
これらを利用することは多くの投資形態のひとつと考えることができる。



まとめ

リタイア時の貯蓄だけが、計画性の高い投資をする唯一の理由ではない。

配当株式に投じるような投資の多くは、投資ライフを通じて収入の流れをもたらしてくれる。

20代は投資を始めていない人よりも、時間も含めより大きなリスクに対応する能力と
将来の賃金を増やす機会があるという明確な利点をもっているのだ。

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