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トレードに真剣に向き合い、スキルとして確立するためにはどうしたらいいのか?を読者の皆さんと一緒に考えていくブログです。 ぼくのトレードひとり反省会もやってます。

優れた投資家は優れたビジネスマンであり、優れたビジネスマンは優れた投資家である。

2018年09月

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2008年の経済崩壊における金融業界の瀕死の経験以来、
銀行手数料は急増している。

だからこそ、グローバルプレイヤーを目指す個人や
スモールビジネスオーナーは当座預金口座や貯蓄口座における

「もっとも高くつく4つの間違い」

を避けることが重要だ。



1. 当座繰越手数料(Overdraft Fees)
ほとんどの銀行で使い過ぎ防護(overdraft protection)を契約し、
当座預金口座がゼロ以下でも取引を完了することができる。

しかし、このサービス料金は高く、2017年のMoebsによる調査では
繰越手数料は平均して30ドル(約3300円)になるとしている。

残高がゼロに近い状態で、予期せぬ請求や
デビットカードでの支払いがあったときにこの間違いは発生する。

繰越手数料はマイナスの残高として記載され、
次の新しい取引も追加の繰越手数料で実行されてしまうのだ。

たとえば、あなたは当座預金口座に100ドルあると思っていて、
毎月の車の支払いが自動的に引き落とされることを忘れているとする。

支払いは実行されるが、30ドルの手数料がかかる。

口座はマイナスになり、残高がゼロ以上になるように資金を追加するまで、
次の取引で30ドルの手数料が発生する。

この危険な状況でもっとも簡単な解決策は、
口座残高が少ないときに知らせてくれるメールやテキストアラートに登録することだ。



2. 最低残高を維持していない
多くの銀行は、口座にいつも一定の金額を保管しておくと、
毎月のメンテナンスやその他の手数料を削減または廃止する。

この手数料の払い戻しは、普通預金口座に発生した利息よりも重要であり、
当座預金口座の最低額を保つことも価値がある。

近年、手数料を避けるために必要な当座預金残高は
1500ドル(約167,500円)に上昇したが、最新の要件については銀行に確認を。



3. 先日付小切手(Post-Dated Check)を書く
個人的な小切手は、誰かに支払うという約束以上のものではなく、
実際に銀行で提示され、口座からお金が引き出されるまでは
実際の支払いを意味するものではない。

将来の日付に小切手を発行することは、
受取人がその日まで待って小切手を銀行に提示することを意味する。

しかし、銀行は優位な立場にあり、日付にかかわらず、
提示された場合に法律上小切手を認めることができる。

受取人があなたが信頼する人でない場合は、銀行残高の混乱を避けるために
資金を開放する準備ができている日まで、小切手を保持するほうが安全だ。



4. 他の銀行のATMの使用
ほとんどの銀行は、顧客でないユーザーが
ATMマシンにアクセスしたときに料金を請求する。

また、顧客が別の銀行のATMマシンを使用しているときに
料金を請求するものもある。

これらの手数料も上昇しており、ネットワーク内の平均ATMコストは
2017年のBankrate調査によると4.69ドル(約520円)に上昇している。

こういった手数料を避けるもっとも簡単な方法は、他の銀行のATMへ自発的に向かうのはやめ、
引き出しを行うのに可能なかぎり自分の銀行を使用することだ。

また、一部の銀行は他の機関の取引手数料を払い戻している。

各行の当座預金口座を精査するときは、こういった貴重な機能も探してみよう。



これまで以上に、出や入に関する銀行手数料や、
可能なかぎり少ない手数料を払うためのステップを学ぶことは重要だ。

具体的なはじめの一歩は、銀行の現行の方針を確認し、より低い料金の口座を探すことだ。

Risk-Neutral





スクニュートラルとは

リスクニュートラルとは、投資判断を行う際にリスクに無関心である考え方のことだ。

リスクニュートラル投資家は、一方のリスクを求める投資家と
他方のリスク回避投資家に代表されるリスク・スペクトラムの真ん中に位置する。

リスク中立測度は、デリバティブの価格設定に広範に適用されている。


リスクニュートラルは、お金の配分を決定する際の人間の精神的枠組みを説明する言葉だ。

たとえば、2つの投資機会が与えられた場合、
リスクニュートラル投資家は各々の投資の潜在的な利益のみ検討し、
潜在的なダウンサイドリスクは無視する。

したがって、リスクニュートラル投資家にとっては、投資の期待収益のみが関心事だ。

人のリスク愛好を定義する古い実験に、
100%の確率で1万円か50%の確率で2万円かの選択に迫られた投資家というものがある。

リスクニュートラル投資家はいずれも1万円の期待値が同じであるため、
どちらか一方の選択肢を好むということはない。

対照的に、リスク回避投資家は「確実なもの」や100%の1万円に落ち着き、
リスク愛好投資家は50%の確率で200ドル得ることを選択する。



資とビジネスにおけるリスクニュートラル

リスクニュートラルは、


・まだ利益を上げていないが、短期間に大きなキャピタルゲイン
 を見込んだ高成長のテクノロジー企業

・ハイテク株のような潜在的なポテンシャルはないが、
 ディズニーのような、安定した収益、利益、配当を持つ成熟企業


といったような2つの投資を決断することだ。

投資家は分析を行い、テック企業には株価が倍増する確率は50%、
急激に値が下がる可能性は50%になると推測している。

成熟企業は、70%で価格安定性を維持し、
四半期配当を出し、翌年に無配当の可能性はわずか30%だ。


投資家がリスクニュートラルであることを考えると、
テクノロジー株はより高い潜在的利益をもたらす。

よって彼は、成長企業に投資することを選ぶのだ。


さらに、人は起業するとき、リスクニュートラルになる可能性がある。

起業に伴うリスクは高いので、
リスク回避型の人はビジネスを進めることを選択しない。

リスクニュートラルな人は、起業することの利点を実用的に見ている。

予想される利益が十分に高い場合、彼はビジネスを開始することを選び、多数のリスクを無視するのだ。

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お金のこととなると、人間は必ずしも合理的なわけではない。

実際、投資家にとって有害な金銭に関する認知バイアスがある。

これらのバイアスは、富を築くうえでできる最善の選択を狂わせる。

多くの場合、以下の6つのバイアスによってその決定がマイナスの影響を受けているとは気づかない。



自信過剰
このバイアスの影響を受けると、自信のレベルと自己判断の正確さを、
客観的にみた精度よりも高く評価することが多い。

言い換えれば、主観的評価は客観的評価よりも大きい。

このバイアスは、パフォーマンスと結果に
非現実的な見方を持つ投資家を生みだすことになる。

データではなく、自信に頼ることを克服するためには、
自分の判断基準が自分の知識レベルに基づいているのか、
リサーチと事実収集(デューデリジェンス)に基づいているのかを問うことだ。



慣れ
ぼくたちは、前にみたパターンや結果に基づいて、
意思決定の前提としていることがよくある。

たとえば、投資するファンドを選ぶとき、
もっとも慣れ親しんだものや見聞きしたことがあるものから選んだりするのがそうだ。

このバイアスは、分散投資からの利益があるにもかかわらず、
ひとつに固執してしまう投資家を生みだすことになる。

このバイアスを鎮めるためには、
これまでに存在しないパターンを模索する必要性を理解し、
以前には聞いたことのないものについて心を開いておく(オープンマインド)必要がある。



情報オーバーロード
ストレスにさらされているときや、あまりにも多くの情報に襲われているとき、
ぼくたちは自然に対処メカニズムを採用する。

メカニズムのひとつは、問題を単純化することだ。

この戦略の問題は、投資についての知識と理解が少ないほど、
対処できる範囲が狭まるということだ。

このバイアスは、あまりにも多くの選択肢によって
すぐに麻痺してしまう投資家を生みだすことになる。

問題を過度に簡素化するという本来の欲求をコントロールするためには、
利益を刈り取るために必要なことをするよりも、
ただ単に簡単な方法を取っているだけではないことを確かめなければならない。



アンカリング
ひとたび選択肢が提示されると、このオリジナルの情報に固執し、
考え方を十分に調整したり、他の領域の可能性を考えたりすることができない。

これは、情報を選択的にフィルタリングし、
自分の意見を支持するデータばかりを好んでしまうことを意味する。

このバイアスは、他の見方や意見を知らせる情報を探すのではなく、
元の見方を支持する選択肢だけを採用する投資家を生みだす。

このバイアスの克服には、
過去のデータが現在のデータに大きな洞察を
与えることを認識することが重要だが、
歴史的な結論を自動的に採用しないようにする必要もある。



ハーディング現象
このバイアスは、合理的な人々が、他者がしていることに基づいて
判断を制限することによって、非合理的に行動し始めるときに起こる。

人間はしばしば、他者や承認機関の肯定や受け入れ(資格の合格など)を求めるが、
これがぼくたちの判断に色付けを許してしまう。

同じことが、他者がやっていることや聞いたことに基づいて
投資をしてしまうことでも言える。

選択的に他者の意見を求めることをやめるには、
「ノイズ」ではなく、検証可能なデータを探し出すべきだ。

代替案を検討することによって、自分の判断を綿密に調べることができ、
集団が何をしているかだけに基づいていないことを確実にすることができる。



損失回避
損失の経験は、その他の経験よりも強く印象に残る。

プロスペクト理論の進歩:不確実性の累積表現という学術研究論文によると、
過去の利益の気分の良さよりも、過去の損失の気分の悪さのほうを大きく感じる。

ときには、損失への恐れに基づいて意思決定を行い、
潜在的利益を考慮せず、その発生を回避する。

人間は損失を避けるために非論理的になり、望む結果に悪影響を与えることがある。

思考が固まってしまうのをコントロールするには、
計画にはある程度の余地があることを認識し、
統計的には、損失と利得の両方の確率が同じであることを認識することだ。




これら6つのバイアスを理解することによって、
意思決定プロセスへの悪影響を防止するキーを得ることができる。

不合理な行動への人間の本来の傾向を特定し、
バイアスを管理するプランを立てることは重要だ。

良い計画は単にあなたを映し出す。
素晴らしい計画は、目標を達成し、それをさらに超えるための
すべてのステップにあなたを導いてくれる。

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「支出を抑え、貯蓄しなさい」 

何度も聞かされてきたことだろう。

これは個人の財政アドバイスにおいてもっとも基本的なもののひとつだ。

それには2つの理由がある。


第一に、人生におけるいくつかの物事は、
あなたが1ヶ月で稼げるよりも高いコストがかかる。

たとえば、家を買うときには少なくとも5%の前払いをする必要がある。

もし稼いだお金をすべて使ってしまったら、支払えない。


第二に、あなたはいつか、もう働きたくない、
あるいは年齢、病気、その他の要因で働けないということになる。
その日はかならず来る。

収入が止まったら、どのように生活費を支払っていくのか?


すでにこのことは知っていたと思うが、それでもなかなか、
投資や貯蓄よりも支出してしまっている自分がいるのではないだろうか。

もしそうなら、あなたのその支出の習慣が、
「本当にあなたに費やさせているもの」を知りたくはないだろうか。



機会損失
あなたは新車を買ったばかりだ。支払いはローン。月額4万円の支払いだ。

毎月少なくとも4万円の予算はある。
収入以上の暮らしはしていないので、その金額を払うことに合理的な余裕があると感じている。

しかし、その車は本当は毎月どれぐらいの費用がかかるだろうか?

ローンは借金なので利息を支払うが、それは毎月の支払いに含まれる。
あなたが見ているのは店頭価格だけなので、
実際は4万円よりもはるかに多くのコストが掛かっている。

投資や貯蓄の代わりに支出するときの機会費用を考慮していない。

使うお金があり、使い道はほぼ無限といっていいほどある。

機会費用はあなたが何かを選択するたびに直面する損失のことだ。
なぜなら、あなたはすべてのことを行うことはできないのだから。
(車を買うことと買わないことを同時に行うことはできない)

この場合、投資する代わりに費やす機会費用は潜在的に大規模なものになる。

支出すれば、そのお金でリターンを得るというチャンスはない。

しかし、投資すると、指数関数的に富を増やすことができる。

その現金を貯めたり、投資するのではなく、新車に費やすことを選択した月額4万円に話を戻そう。

これは年間48万円、5年間240万円だ。

その5年間の終わりに達すると、そこには指数関数的に価値を失った5年落ちの車と、240万円分の現金を支払った状態のあなたがいることになる。

さて、ここで5年間4万円を毎月投資したとしよう。

その年の終わり、非常に控えめに5%の収益率を仮定すると、2,703,354円となる。

言い換えれば、車に費やした金額よりも30万円以上多いということだ。



投資収益率の向上
ROI(投資収益率)を向上させるということは、
複利の力によって「支出」をもっと高額なものにしてしまう。

これは時間の経過とともにあなたの卵(投資対象)に指数関数的な影響を与える。

投資をし、最初の拠出金で利益を得ると、
その利益は今度は自分自身で利益を得てくれる。

最初の数年間で、指数関数的成長のほとんどの部分を見ることはできないが、
10年、20年、30年以上の投資を続けると、大きな利益を得ることができる。

このためには長期間にわたって投資を続けなければならず、明らかに時間が必要だ。

お金をマーケットに留めておくのが長いほど、
ポートフォリオにおける複利の利点を享受できるようになる。

これもまた、支出と投資におけるもうひとつの大きなトレードオフだ。
あなたはあなた自身を強盗し、あなたの投資対象に仕事をさせる機会をも奪っているのだ。



バランスを取る
この話は月額4万円の車の支払いというような
大きな事柄だけに適用されるんだろうと思う前に、これを考えてみて欲しい。

そう、毎日のラテのほうが重要だと。

あなたは職場のランチで1日800円使う。
ランチを買うことは朝の時間を節約し、オフィスを出るよい言い訳になる。
ランチを買うために借金しているわけでもないし、収入以上の支出でもない。
毎日800円支払えるだけの収入はあるでしょう?

5年で毎日のランチの習慣に100万円以上費やすことになる、とは考えないだろう。

もし弁当を持参すれば、ランチごとのコストを400円以下にできる。
袋詰めして差額を貯めておくと、その習慣はあなたの銀行口座に50万円以上を追加してくれる。




あなたの人生から永遠にテイクアウトランチを追放せよということではなく、
今日の素晴らしい経験をやめよということでもない。

人生は投資や貯蓄がすべてではなく、楽しむために使うことがあったっていい。

当たり前だ。ようするに、バランスを取ることが重要なのだ。

トレードオフとはそういうことだ。


人生を貯めることだけに捧げることになった
悲しい人たちの物語に加わるようなリスクは避けよう。

しかしながら、お金をすべて使ったりすることには大きな機会費用も伴うのだ。

その小さな購入や衝動買いがあなたにとって
価値があるかを慎重に検討することが賢明である。

7-Principles-of-Successful-Business





今日、ビジネスで成功するためには、
柔軟になり、優れた計画をたて、ヒトや物事をまとめるスキルが必要になる。

多くの人はPCを立ち上げたり、名刺を作れば
お金を稼ぎ始めることができると考えるが、
彼らが思っているよりもビジネスでお金を稼ぐことは遥かに難しいと気づくのだ。

成功を享受するために必要な、すべてのステップを時間をかけて計画することで、
あなたのビジネスベンチャーにおいてそういったことを避けることができる。




1. 組織化する
ビジネスで成功するためには組織化が必要となる。

組織化はタスクを完了することや、実行されるべき優先度トップの
物事に集中することを可能にする。

良い方法は、毎日ToDoリストを作成することだ。

各項目を完了し、リストをチェックする。

これは、なにか忘れていないことを保証し、
ビジネスの存続に不可欠なすべてのタスクを完了していることを保証してくれる。


2. 詳細な記録をつける
すべての成功したビジネスには詳細な記録がある。

これによってビジネスが財政的にどこにいるのか、
またどのような潜在的な課題があるのかを知ることができる。

これを知るだけで、課題を克服するための戦略を立てる時間ができる。


3. 競争相手を分析する
競争は最高の結果を生み出す。

成功するためには、競争相手から勉強し学ぶことを恐れてはならない。

もっと稼ぐためにあなたがビジネスで実行できる正しいことを、
彼らはやっているかもしれないのだ。


4. リスクと報酬を理解する
成功するための鍵は、ビジネスの成長を助けるために計算されたリスクを取ることだ。

聞くべき良い質問は「なにがダウンサイドとなるか?」である。

この質問に答えることができれば、最悪のシナリオを知ることができる。

この知識により、計算されたリスクをとることができ、大きな報酬につながっていく。


5. クリエイティブになる
どんなときもビジネスを改善する方法と、競争相手よりも目立つ方法を探そう。

すべてを知っていないことを認識し、
新しいアイデアや新しいアプローチにオープンマインドでいよう。


6. 集中する
”ローマは一日にして成らず”という古いことわざがここに当てはまる。

ただビジネスを始めたというだけで、すぐにお金が稼げるということはない。

人々にあなたが何者であるかを伝えるのには時間がかかるので、
短期目標を達成することに集中しよう。


7. 犠牲を払う覚悟を持つ
ビジネスを始めるまでの過程もハードワークだが、
ドアを開けたあと、あなたの本当の仕事が始まったことになる。

多くの場合で、あなたが他人のために働いていた場合よりも
多くの時間をかけなければならない。

これは、成功するために家族や友人との時間を短くすることを意味する。


8. 素晴らしいサービスを提供する
成功したビジネスにも、優れた顧客サービスを提供することが
重要であることを忘れてしまう場合が多々ある。

顧客のためにより良いサービスを提供すれば、次回競争相手ではなく、
何かが必要なときにあなたのところに来る傾向が強くなる。


9. 一貫性を保つ
一貫性はビジネスでお金を稼ぐための重要な要素だ。

成功するために必要なことを一貫して続けなければならない。

これは、あなたが「長期的に」お金を稼ぐのに役立つ良い習慣を構築してくれる。




どんな種類のビジネスを始めたいと思っても、
これら9つのヒントはあなたのベンチャーの成功を助けてくれるだろう。

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