Think Trade, Think Life.

トレードに真剣に向き合い、スキルとして確立するためにはどうしたらいいのか?を読者の皆さんと一緒に考えていくブログです。 ぼくのトレードひとり反省会もやってます。

優れた投資家は優れたビジネスマンであり、優れたビジネスマンは優れた投資家である。

2018年08月

トレードコンサルティングは初級者から中上級者の方が様々みえますので、
悩みのレベルがそれぞれ違うのは当然のことです。

それぞれの方のレベルに合った、現状の悩みを解決する為に
コンサル形式で一問一答しています。



一見するとロングを打てそうなチャートに見えます。

MAもゴールデンクロスしてるし、なぜロング目線じゃダメなのかがわからない。。。



秩序回帰の性質とともに解説しています。



courir-gym





トレードコンサルをしていて思うこと

難しくても、すぐに資産をブーストさせる方法を教えてほしいという要求が多い。


しかし、トレード上達の王道は、地味で単調なことのだ。


毎日、毎日、欠かさず、継続すること、それ以外にないのだ。





人は脳の構造上どうしても短期的な結果を欲しがるが、短期的な結果と長期的な結果は反比例するので、本能と逆をいく行動を取ることが求められる。




一発逆転のような派手なトレードは、チャレンジ精神をかきたてられ、ワクワクする。

成功すれば多くの人から称賛される、だから憧れる、成功する人はコンマ1%程度なのに。



「毎日5
時に起きて、素振りを100回」は、やれば誰でもできるが、やっているからと言って、誰も褒めない


投資·トレードのスキル向上は、前者では得ることができない、後者によってのみ習得される性格のものだ。



誰でもできることというのは、やりがいもなく、チャレンジ精神もかき立てられない、

誰も称賛しない、推薦しない、やれば儲かるにも関わらず。





投資·トレードって、ただただひたすら、数多くの単純作業の継続
なのだ。





もし収入が半分になってしまったとしても、生活費をいきなり半分に減らすことはできない。


収入が半分になると、人間らしい生活、文化的な生活、教養、エンターテインメント、社会との接点という部分を減らさざるを得なくなる。
 







寝て起きて食って排出するだけの毎日を良しとしないなら、


もっと精神的に充実した人生を送りたいなら、


マズローの五段階欲求の高次元欲求を満たしたいなら、


やはりそれなりの経済的余裕が必要なのだ。







人生100
年時代といわれる今、70歳から 100歳までの31年間、夫婦二人で年間500万円(税込、住居費含む)のそれなりの生活をすると、


インフレがゼロなら、70
歳の時も100歳の時も、生活費は500万円。

その間の支出合計は、1億5500万円。



しかし老後が、日銀が達成しようとしている年
2%の物価上昇の時代になれば、支出合計は2億1190万円になります。

インフレがゼロの時に比べて、生活費は約1.4倍に膨れ上がる。




年間
400万円だと、12400万円→16952万円
年間1000万円なら、3億1000万円→4億2379万円
年間1500万円なら、4億6500万円→6億3569万円

こんなふうに、インフレは生活費を増加させる。




年間500
万円、400万円、いずれの生活をするにせよ、公的年金はその20%〜30%を賄ってくれるにすぎないとぼくは考えている。
(現在40代以下のひとはもっと少ない、最悪の場合は限りなくゼロに近くなると思っておいたほうがいい)




こう考えると、リタイア後の生活は、公的年金以外の「自助努力」が必要なことは明らか。



資産運用は、意識すれば誰にでもチャレンジでき、それなりの成果を生む「自助努力」だ。


資産運用は、一生涯にわたって続くライフワークだと考えている。

↑このページのトップヘ