ぼくの人生をありとあらゆる道でより良くしてくれたもの。
それは「No」という言葉を信じないと決心したことだ。
もし他の人がぼくに言ったすべての「No」を信じていたら、
ぼくは決して今いるところにはいないだろう。
「No」は扉を閉めてしまう - 閉じる必要のない扉までも。
あなたに「No」を乗り越えさせる魔法の言葉
それでは、否定的な反応を受け入れる代わりに
どんなことをすればよいだろうか。
誰かがぼくに「No」と言うとき、
ぼくは「どのように?」と問いかける。
もちろん無礼にならないように。
彼らの意見に感謝して、このように言うのだ。
「この戦略はうまくいかないと思っているんだね。」
「ではぼくたちは "どうやったら" うまくいかせることができるだろう?」
「別のやり方でアプローチできないだろうか?」
(ちなみに、これはあなたが心のなかで自分自身に「No」と言っているときもうまくいく)
「どのように」 - 英語でいうHowは魔法の言葉である。
あなたの人生は文字通り、それ次第なのだ。
これはあなたの進む道にあるどんな障害物でも克服するための、
疑問の余地のない最高の方法だ。
例を出すと、以前ぼくはガンとの闘病に打ち勝った女性に出会った。
彼女は本当に素晴らしかった。
日本だけでなくアメリカのたくさんの医者にあたり、
だれも治すことができなかったそうだ。
彼らは万策尽きたと言ったそうだ。
彼女は医者たちのいう「No」を受け入れる代わりに、何をしたのだろうか。
そのとおり。「どうやったら?」と問いかけたのだ。
彼女なりにたくさんのリサーチをしたあと、
ドイツでめずらしい治療法を見つけ、そこまで向かったのだ。
そして結果は、うまくいった!
時間の経過が、それが根本的な解決方法だったかを教えてくれている。
最近彼女と話をしたとき、彼女のガンは完治していた。
もうあなたは、もしも彼女が日本やアメリカの医者たちが言ったことに
屈していたらどんなことになっていたか容易に想像できるだろう。
エクササイズ:「どのように」と問いかける方法
「どのように」と問いかけるためのベストな方法は、
素晴らしいスピーカー、トレーナーである
ブライアン・トレーシーが教えてくれている。
ブレインストーミングをして、
10の解決方法を書き出すというものだ。
そう、10だ。出し惜しみをしないように!
もっとはっきりと言えば、あなたに今すぐこれを試してもらいたい。
あなたが抱えている問題について考え、
実行できそうな10の解決策を書いてみてほしい。
(もしもっと思い浮かぶなら尚良し!)
ブレインストーミングの基本ルールを覚えておこう。
絶対にだれにも検閲されることはない。
アイデアが頭に思い浮かんだら、それを書き留めよう!
。。。できただろうか?素晴らしい。
自分にハイタッチをしよう。
あなたが思いついた解決策は、うまくいきそうだろうか?
もしそうなら、確実にトライしてみよう。
さもなければ、あなたは「No」の国の住人でい続けることとなる。
確信をもって言えるが、そこは住んでいて楽しいところではない。
ぼくに相談のメッセージをくださる方たちも、
はじめはほとんどが「No」の国の住人だ。
だからこそぼくは今、この記事を書いている。
あなたはクリエイティブな問題解決者だ
ぼくはいつも言っている。
「もしあなたがいつもしていることをし続ければ、
これから先もいつも得ている結果を得つづけることになる。」
だから、あなたが「No」に出くわしたときは、
「どのように」と問い続け、創造性を輝かせよう。
念のため、
「だけど小野内さん、わたしは創造的な人間ではないんです。」
とあなたが考えているといけないので、ここではっきりと伝えておきたい。
それは間違っている!
とあなたに伝えるためにぼくは今ここにいて、
この記事を書いているのだと。
ぼくたちはひとり残らず全員がクリエイティブだ。
それはリサーチの方法であったり、
体系化する方法であったり、
コミュニケーションをとる方法であったり、
もっとほかのこともそうだ。
とにかくやり方が違うのだ。
これは創造的な問題解決と呼ばれ、
たとえ違った方法でアプローチしたとしても
誰もがそれを行うことができる。
だからこれを読んでいるたった今から、
他のだれか(あなた自身も)が「No」というたびに、
「どのように?」と問いかけてほしい。
もはや反射神経のようにする必要がある。
「No」はただちに「どのように?」のトリガーを引くように。
ぼくはこれが自分に浸透してから、
もう寝ているときですら頭の中は「どのように?」で祭のようになっている。
魔法の言葉を知ったいま、
あなたが直面している「No」をぜひ知りたい。
メッセージを送ってほしい。
ほとんどの人のように、
あなたもあらゆる状況で「No」と言われてきただろう。
ほかの人に「No」と言われることもあれば、
自分で自分に言っているときもある。
どちらにしても、「No」という信念は多くの状況で
止まる必要がないときにぼくたちを止めてしまう。
これは、ぼくたちが望むすばらしい人生を
創り上げることをほぼ不可能にしてしまう。
良い方向にも悪い方向にも、ぼくたちの脳は
驚異的なほどクリエイティブに働くことを忘れないでほしい。