courir-gym





トレードコンサルをしていて思うこと

難しくても、すぐに資産をブーストさせる方法を教えてほしいという要求が多い。


しかし、トレード上達の王道は、地味で単調なことのだ。


毎日、毎日、欠かさず、継続すること、それ以外にないのだ。





人は脳の構造上どうしても短期的な結果を欲しがるが、短期的な結果と長期的な結果は反比例するので、本能と逆をいく行動を取ることが求められる。




一発逆転のような派手なトレードは、チャレンジ精神をかきたてられ、ワクワクする。

成功すれば多くの人から称賛される、だから憧れる、成功する人はコンマ1%程度なのに。



「毎日5
時に起きて、素振りを100回」は、やれば誰でもできるが、やっているからと言って、誰も褒めない


投資·トレードのスキル向上は、前者では得ることができない、後者によってのみ習得される性格のものだ。



誰でもできることというのは、やりがいもなく、チャレンジ精神もかき立てられない、

誰も称賛しない、推薦しない、やれば儲かるにも関わらず。





投資·トレードって、ただただひたすら、数多くの単純作業の継続
なのだ。





もし収入が半分になってしまったとしても、生活費をいきなり半分に減らすことはできない。


収入が半分になると、人間らしい生活、文化的な生活、教養、エンターテインメント、社会との接点という部分を減らさざるを得なくなる。
 







寝て起きて食って排出するだけの毎日を良しとしないなら、


もっと精神的に充実した人生を送りたいなら、


マズローの五段階欲求の高次元欲求を満たしたいなら、


やはりそれなりの経済的余裕が必要なのだ。







人生100
年時代といわれる今、70歳から 100歳までの31年間、夫婦二人で年間500万円(税込、住居費含む)のそれなりの生活をすると、


インフレがゼロなら、70
歳の時も100歳の時も、生活費は500万円。

その間の支出合計は、1億5500万円。



しかし老後が、日銀が達成しようとしている年
2%の物価上昇の時代になれば、支出合計は2億1190万円になります。

インフレがゼロの時に比べて、生活費は約1.4倍に膨れ上がる。




年間
400万円だと、12400万円→16952万円
年間1000万円なら、3億1000万円→4億2379万円
年間1500万円なら、4億6500万円→6億3569万円

こんなふうに、インフレは生活費を増加させる。




年間500
万円、400万円、いずれの生活をするにせよ、公的年金はその20%〜30%を賄ってくれるにすぎないとぼくは考えている。
(現在40代以下のひとはもっと少ない、最悪の場合は限りなくゼロに近くなると思っておいたほうがいい)




こう考えると、リタイア後の生活は、公的年金以外の「自助努力」が必要なことは明らか。



資産運用は、意識すれば誰にでもチャレンジでき、それなりの成果を生む「自助努力」だ。


資産運用は、一生涯にわたって続くライフワークだと考えている。